前回はエールフランス航空ファーストクラス「ラプルミエール ラウンジ」の記事をお伝えしました!ラプルミエールラウンジは、三ツ星シェフの美味しい料理やスイーツが並び、豪華なお酒がいただける素晴らしいラウンジでした(*^^*)!
そして、今回はいよいよエールフランス航空ファーストクラス「La Première(ラ・プルミエール)」のフライトをレポートしたいと思います!一人ひとりの乗客を特別に大切に対応するラプルミエールのサービスは、本当に称賛に値する素晴らしいものでした!!料理とホスピタリティにおいては世界一のファーストクラスではないでしょうか。マイルではなかなか搭乗することが難しいエールフランス航空ファーストクラス!ぜひお楽しみいただければ嬉しいです!!
今回のフライトデータ:
CDG-HND(シャルルドゴール空港から羽田空港まで)
機材:B777-300ER
ステータス:エールフランス航空 フライングブルー プラチナ
(ステータスマッチにて1年間プラチナを獲得)
マイル数:フライングブルー 35万マイル(CDG-HND 片道)
*エールフランス航空ファーストクラス「ラプルミエール」はプラチナ会員でないとマイルで発券することは出来ません。なおかつ、必要マイル数がとても多いのが特徴です。今回はフライングブルー35万マイルは、アメックスや各種ポイントサイトなどから搔き集めてなんとか貯めることができました(*^^*)
シャルルドゴール航空ラプルミエールラウンジについての記事はこちらからどうぞ!
【エールフランス航空】ファーストクラスラウンジ!ラ・プルミエールラウンジが凄かった!!シャルルドゴール空港。アランデュカス監修のメニュー(朝食、夕食)、シャワー、仮眠室、シスレーのスパなど。利用条件とは!?
エールフランス航空ファーストクラスのフライトへ 送迎
それでは!シャルルドゴール空港のラプルミエールラウンジから時間が来たので、スタッフに連れられて飛行機へと車で移動します!

ラプルミエール専用の黒いポルシェは外観も座席もピカピカで大変高級感がありました(*^^*)!
ポルシェを降りると、ラプルミエールスタッフに連れられて機内へと向かいます!
ラプルミエールのラウンジでも特別な体験ができましたが、いよいよ飛行機へと搭乗できると思うと、より一層、ワクワクしてきますね(*^▽^*)!


羽田へのフライトへの送りは、シャルルドゴールへ到着した際にお迎えに来てくれた方とはまた別の方でした。
どの方も上品なラプルミエールの制服の上に、オシャレなトレンチコートが軽やかに揺れていました。
皆さん、ラプルミエール一筋で長年勤務しているようで、まさに接客のプロ!
言葉遣いも立ち振る舞いもひとつひとつが上品で、丁寧なサービスが素晴らしかったです。


ファーストクラスであるラプルミエールへの搭乗口は左側の通路へ!
こちらに来る前にはバリケードが張られていました。
モロッコ、スペインと駆け足で巡ってきたこの旅もあと少しで終焉。
無事に羽田への飛行機へと搭乗しました(*^▽^*)
マイルで自由に旅程を組めると、本当にあちこち世界を駆けまわれますし、夢がありますね!
スポンサーリンク
いざエールフランス航空の機内へ搭乗!
一番先頭の搭乗口からいよいよ機内へと搭乗します!!

ようこそ、エールフランスへ!!
機内へと入ると、すぐにラプルミエール専属のベテランのフライトアテンダントさんなどが次々に挨拶に来てくれました!まるで特別な乗客であるかのような大変丁寧な対応で驚きました!
はじめは搭乗したらすぐに機内の写真を撮ろうかな!と思っていましたが、その間もなく、皆さまが丁寧ににこやかに歓迎の挨拶に順番に来てくれるので、しばらく会話を楽しみました。
ファーストクラスの担当は全てフランス人の男性の方(みなさん、身長体格ともに大きな男性のベテランフライトアテンダントさんでした!)だったので、この日のビジネスクラスを担当されていた日本人のフライトアテンダントさんもわざわざ挨拶に来て対応してくれました。こちらの日本人のフライトアテンダントさんもまた大変親切で、フライト中に何度もビジネスクラスからファーストクラスへとやってきてくれました(*^^*)

こちらが今回の私の1Aの座席です!!細長い座席で、重厚なカーテンで仕切ることが出来ます!

エールフランス航空ファーストクラスは一機材で4席のみ。
前日までは私しか画面上は座席が埋まってなかったのですが、当日は4席とも満席でした!
聞いてみると、ラプルミエールは人気で大抵毎回満席になることが多いとのこと。
ちなみに、お隣の乗客はお金持ちそうな老夫婦で、沢山の高級ブランドのショッピングバッグを収納すぺースにも入らずに靴箱にも押し込んでいる姿に驚きました。
先ほどのフライトアテンダントさんと話して終えて、しばし座席に座って感傷にひたっていると、
今度は機長さんが座席へ挨拶に来てくれました!
ファーストクラスの乗客ひとりひとりに本日のフライト情報について丁寧に説明しに来てくれる航空会社なんてなかなかないですよね(*^^*)!
とても笑顔の優しい機長さんだったので、最後にコックピットの中を見ることって出来ますか?とダメ元で聞いてみたら、、「もちろんOKですよ!!ぜひ見に来てください!呼びますから!」と快諾してくれました!
これまでファーストクラスやビジネスクラスには過去に何度も搭乗しています(全てマイルです)が、コックピットの中を見たことは一度もありませんでした!
先ほどの日本人フライトアテンダントさんによると、とても優しいフレンドリーな機長さんで今日はラッキーですよ!とのこと。コックピットに招待してれるというので、ワクワクが更に高まりました。
スポンサーリンク
なんとコックピットの中へ!!
そして、機長に声をかけていただき、コックピットの中へ。
胸が高鳴りながら中をのぞくと、副機長をはじめ、ほかにも数名のクルーの方々が集まり、和やかな雰囲気で談笑されていました!
すると機長がにこやかに、「どうぞ、ぜひパイロット席に座ってみてください!」
と声をかけてくださり、まさかの機長席へ。
なかなかできない特別な体験に、驚くとともに感激でした(涙)!

パイロット席の周囲には沢山のボタンやハンドルが!
めちゃくちゃ嬉しくて感激していたのと同時に、間違えてボタンなどに触ってしまわないように慎重に気を付けました!

「写真を撮りますので、カメラを貸してください!」
そう声をかけていただき、パイロット席に座ったまま写真撮影までしていただきました。

コックピットという特別な空間で、機長席に座り、
その瞬間を写真に残してもらえるなんて思ってもみなかったこと。
驚きと嬉しさで胸がいっぱいになり、忘れられない思い出になりました。
そしてフライトも中盤に差しかかった頃、
再び機長からお声がけをいただき、再びコックピットへと呼んで頂きました。
まさか二度も呼んでいただけるとは思っておらず、驚きと嬉しさで胸が高鳴ります。
一度きりの特別な体験ではなく、旅の途中にも心を配り、声をかけてくださるその姿勢に感涙でした!

操縦席では、変わらず穏やかな雰囲気の中で出迎えてくださり、
フライトのことや窓から見える空の状況についても、丁寧にお話ししてくださいました。

ほぼオートパイロットの操縦であることや、窓から見える景色や飛行ルート、ボタンのことなど優しく解説してくれました!

機長と副機長の後方にも座席いくつかあり、こちらでしばらく、コックピットからの景色を眺めさせて下さいました!
人生で一度あるかないかの貴重な経験、夢がひとつ叶いました!
心からの感謝を込めて、本当にご親切にありがとうございました!!

スポンサーリンク
ファーストクラス ラプルミエール座席
ラプルミエールの座席は上述のように4席のみ!
今回は一番左端の1A席を指定しました。

伝統的なラプルミエールは、このように縦に長い座席で、ひとつひとつの座席はカーテンで仕切ることが出来ます!ラプルミエールらしい赤と白を基調としたお洒落な座席です。
新型ラプルミエールについて:
2025年春からシャルルドゴール空港からニューヨークJFK空港まで、新型のラプルミエールを搭載した機材が運航開始となり話題になりました(*^^*)
羽田路線も本当は2025年内に運航開始予定でしたが、遅れており2026年初めごろには新型ラプルミエールが搭載される予定とのこと!
ただ、新型とはいえ、従来のラプルミエールと大きくは変わらないようで、窓が5つ分により長くなり、座席周りがアップデートされているようです。
実は私も当初は、新型ラプルミエールであるシャルルドゴール空港ニューヨークまでの特典航空券を持っていましたが、残念ながら機材変更があり旧型になってしまったので、それならばわざわざニューヨークへ行く必要がないので、羽田路線へと変更しました。ラプルミエールが一番評価されるのは、フランスならではの美味しい料理と素晴らしいサービスだと思うので、今回の感動をそこまで超えることはないと思うのですが、いつか新型にも搭乗してみたいと思います!

後方から見たところ!高身長の方でも足を楽に伸ばせますね!

お隣の座席。カーテンを開けた状態です!

搭乗直後は沢山の方々が挨拶に来てくださり他の乗客もいたので、実はこちらはフライト最後に撮った写真です。
私が写真を撮ろうとすると、スタッフの方が周囲の座席の小物までさりげなく整えたり、座席を綺麗にしてくださり、その心配りが優しかったです!

座ったとときの視線。座席が縦に長いので、かなり広々に感じました(*^^*)

足元には、収納ケースとスリッパがあります。大き目の収納で、ボストンバックやリュックサックなど2つ分は入るでしょう。

座席は新しくはないものの綺麗に整備されており、座り心地も抜群でした(*^^*)

エールフランス航空のタツノオトシゴのマークが、ライトや小さい小物などあちらこちらに入っていてとても可愛らしいです!


ウェルカムドリンクのシャンパン COMTES 2012 TATTINGER
クッキーとナッツのおつまみと一緒に提供されました。
小さな食器やコースターもエールフランス航空のマーク入りです(*^^*)
香りもよく美味しかったです!(お酒には疎くてあまり詳細に解説できずすみません)


シャンパンには、ノンアルコールのものもありました!
他のお酒メニューはのちほどお伝えしますね。

エールフランス航空とピエールエルメのコラボしたチョコレートボックス
これがひとつぶずつ、どれも絶品でした!!さすがはピエールエルメ!!
右上のエールフランス航空の絵葉書めくってみると、
裏面にメッセージとWi-Fiのパスワードが書いてありました!
まさかWi-Fiパスワードが手書きとは思いませんでした笑
ベテランの大柄男性フライトアテンダントさんの手書きのようですが、筆記体でやや読み取りにくかったのは内緒です笑
スポンサーリンク
座席周りの収納・デバイスなど

こちらは座席左側にある収納!モニターやヘッドフォンがありました。
こう見えて割と深いのでいろいろ入ります。

電源やUSBポートもこちらにありました。

そして、左前には大きなテーブルが!

大きいので沢山の料理や飲み物が一度に乗っても大丈夫です(*^^*)
しっかりとした大きなテーブルでPC作業もしやすかったです。


左前方の大きな収納、マガジンラックなど


座席後方には、コンパクトながらもハンガーラックがあり、コートなど収納可能です。
アメニティ


アメニティはとても大きなボックス!
もちろんこちらにもタツノオトシゴのマークが刻印されています。
赤と白、好きな方を選べます!私はラプルミエールの赤色を選びました(*^^*)
中には、エールフランス航空のロゴが入った、ボールペンやコーム、靴下などのほか、
シスレーのアメニティがいろいろと入っていました!

また、右側は、仕切りを上げることが出来るので、座った状態だとお隣さんは隠れるためプライバシーが確保されます(*^^*)!
「ドアではなくてカーテン」はどうなのか?
そして、こちらがフルフラットベッドにしたところです!

ベッドメイキングは大きなベッドパッドを敷いてくれるのでフカフカベッドに!
広々ですし、とても寝心地がよかったです(*^^*)

飛行機がお好きな方であれば共感していただけると思いますが、近年のビジネスクラスやファーストクラスでは「ドア付き座席」が主流になりつつあります。
多くの航空会社が座席にドアを設け、プライベート性の向上を重視する流れが続いています。
その点において、従来型および新型のラ・プルミエールでは、あえて「カーテン」による仕切りが採用されています。
正直なところ、「カーテン」は「ドア」付き座席に比べてプライベート感が劣るのでは?と感じていました。


乗ってみて思ったのは、「このカーテンなら想像以上に良い!!」ということ。
天井から床までの厚みのあるカーテンで、内部は透けることはありません。
また、マグネットでカーテン同士や壁とくっつくので、カーテンが簡単に開くこともありませんでした!
ドア付きでも、高さが低いものや閉まらないもの、内部が見えるものもあるので、それと比較すると、カーテンはとても簡便ですし、覗くこともできないのでプライベート感を保てると思いました(*^▽^*)!

こちらがラプルミエール専用のラウンジウェア
南仏発ファッションブランドのジャックムス(Jacquemus)が、エールフランス航空とのコラボレーションによって、ファーストクラス「ラ・プルミエール(La Première)」専用のラウンジウェアをデザインしたとのこと!こちらはお土産に持って帰りました。
機内食 ディナー
それでは、いよいよ機内食です!
機内食は好きな時間に好きなものをオーダー可能です(*^^*)!
「高度と味覚」について 旅行医学的な観点から!
高度約1万メートルの機内では、気圧と乾燥の影響により、
-
気圧は地上の約75%相当
-
湿度は10〜20%程度(砂漠並み)
味覚、とくに塩味と甘味は地上より鈍く感じやすいことが知られています。
その環境下で美味しく感じられる料理には条件があります。
-
塩味が過剰でないこと
-
香りに立体感があること
-
脂肪分と酸味のバランスが取れていること
La Première の料理は、単に塩分や調味料を足すことで味を補うのではなく、
(JALのファーストクラス機内食は正直塩分が濃すぎる印象があります(^^;)
代わりに重視されているのが、
-
脂肪分(乳製品・バター・クリーム)
-
酸味(柑橘・ビネガー・発酵)
-
香り(ハーブ・スパイス・ソースの構造)
という、生理学的に「味覚を支える要素」とも言われています。
La Première の料理はまさにこの条件を満たしており、
「空の上で完成する料理」として設計されているとのこと!
地上で食べても、機内で食べても、ラプルミエールの料理は素晴らしく美味しかったです。

テーブルセッティング
食器類にもすべてエールフランス航空のロゴマークが入っていて、なんだそれだけでおしゃれに見えてしまいます(*^^*)!
ちなみに、ラ・プルミエールのカトラリーは Christofle、食器は Bernardaud。
グラスは Lehmann 社製(香りの立ち方が違うようです)とのこと!
ラ・プルミエールの機内食を支える一流シェフたち
ラプルミエールのラウンジでは、三ツ星シェフアランデュカス監修の料理やスイーツが頂けました!
一方、機内食ももちろん、フランスを代表するトップシェフたちが手がけています!


料理を担当するのは、ミシュラン三つ星シェフのアルノー・ラルマン(Arnaud Lallement)。
季節感や素材の記憶を大切にし、繊細でありながら印象に残るフランス料理を機内で再現しています。
デザートは、MOF(フランス国家最優秀職人章)を受章し、世界的に高く評価されているパティシエ アンジェロ・ミュザ(Angelo Musa)が監修。
食感や甘さのバランス、香りの重なりまで計算されたスイーツは、機内食の域を超えた完成度です。
ラ・プルミエールでは、こうした一流シェフの哲学と技術を、地上と変わらぬクオリティで楽しめる点も大きな魅力のひとつですね(*^^*)!


こちらがメニュー!どれも美味しそうで食べてみたいですよね!!出来ることならば、機内に2,3日は滞在したかったです(笑)


ディナーのはじめには、ノンアルコールのスパークリングワインをお願いしました。

アミューズブッシュ:
フランス産キャビア、ストウーリアのクネル、 ウォッカとライム風味のホイップクリーム添え
ストウーリアとは、フランス南西部アキテーヌ地方を拠点とする高級キャビアブランドです。
クネルとはこのスプーン型の形のこと。
ウォッカとライム風味のホイップクリームが風味が絶品で、キャビアと一緒に食べると最高に美味しかったです!

クレーム・フレッシュ、ブリニ、そしてライムという極めてミニマルな構成で供されるこちらのキャビアプレートは、エミレーツなどの中東系航空会社のように、「派手さや量」はありませんが、
キャビアの粒立ち、塩味、ナッツのような余韻すべてが洗練されており一口一口がとても美味しくて感動しました!!


温められたパン
それに、メゾン・ボルディエ(Maison Bordier)のバター!
→フランス・ブルターニュ地方を代表する名門バターで、伝統的な手練り(バリット製法)により、驚くほどなめらかな口どけと芳醇な乳の香りが特徴です。ラプルミエールでは、無塩(Doux)と有塩(Demi-Sel)の2種が用意され、料理やパンに合わせて選べますよ。

ポルチーニ茸のクリームスープ
ポルチーニの香りが素晴らしく濃厚で、パンにも合います(*^^*)

前菜:
フランス産蟹トゥルトー、柚子ヴィネグレット、ブロッコリークリーム、甲殻類ソースのジュレ仕立て
スミレの花びらが飾られているなんとも可愛らしい前菜です!!
甲殻類ソースのジュレの膜の中を破くと、中からはフランス西岸で水揚げされるトゥルトー(ヨーロッパイチョウガニ)とブロッコリーソースが出てきます。
お洒落だけでなく、濃厚で美味しい一品でした!!
そして、次はいよいよメイン料理!
その前に、一緒に赤ワインを勧められました。
メニューを見ながら、どのワインが良いかなと迷っていたら、
「ぜひどれもテイスティングして見て下さい!」と言われて、全て試すことに。
「良いんですか?」「もちろんです!」とのこと。これは嬉しいですね!!



順番に赤ワインを持って来てくれて、3種類を少量ずつ時間をかけてテイスティングさせてくれました。
この流れは、地上の前回記事にした「ラプルミエール ラウンジ」でも同様で、どのお酒も必ず味を確かめてから選べるのが印象的です!他社のファーストクラスではあまり経験したことがなく、いろいろ試しながら選べるのがとても楽しく、嬉しい時間でした。
さらに、日本人のフライトアテンダントの方が、わざわざビジネスクラスから来てくださり、それぞれのワインについて丁寧に解説をしながら、楽しそうに一緒に選んでくださいました。

3種類の赤ワインは、香り・風味・味わいがいずれもまったく異なり、どれも美味しかったです!
ワインをただ「提供される」のではなく、「体験として楽しむ」という、
ラプルミエールらしい経験をさせていただきました(*^^*)!
こちらが赤ワインのリストです!

3種類の中から気に入った赤ワインを選ぶと、
その赤ワインを再び持って来てくれてたっぷりと注いでくださいました。
他の2種類のグラスは下げようとしてくださったのですが、
思わず「もったいないので、置いておいてください(*^▽^*)」とお願いし、
そのまま3杯を前に、ひとり小さなテイスティングタイム続行!
香りと余韻をその後も楽しんだのでした!
(ですので、テーブルの上には沢山のグラスが並んでいます笑)

他のアルコール+ソフトドリンクメニューもご紹介しますね!




そして、メイン料理がこちら!!

牛肉のコンフィ 香草ヴィネグレット ポロねぎのフォンダン仕立て
(コンフィとは低温で、時間をかけて火を入れるフランスの伝統的調理法です)
ラプルミエールの牛肉のコンフィは、しっとり柔らかでとても美味しい!!
低温でじっくり火入れされているため、ナイフを入れるとほろっとほどけます。
付け合わせのポロネギと一緒に食べると更に美味しくて既に満腹でしたが完食しました(*^^*)!!

マスタード2種類
そして、次は、チーズを勧めてくれました!!

ラプルミエールのチーズはどれも大きくて豪華で美味しそう!!
ラインナップは、フランス各地を代表する個性派チーズが揃っています(*^^*)
クリーミー、ハード、ブルー、シェーヴルとタイプが揃っているので、好きなものを組み合わせて選べますよ。

チーズもどれにしようか迷っていたら、少しずつ切ってくださることに!
味の違いを楽んで味わいながら、少しずつ楽しませていただきました(*^^*)!
まず カマンベール は、白カビの香りとミルキーなコクが広がる王道です!
クール・ド・ヌフシャテル はハート型が印象的で、カマンベールよりもやや熟成感があり、口どけの良いチーズです。
コンテ は長期熟成ならではのナッツ香と旨味があり、赤ワインとの相性は抜群!
青カビの フルム・ダンベール は、ロックフォールほど強すぎず、機内でも食べやすいバランス型です。そして サント・モール・ド・トゥレーヌ は、山羊乳ならではの爽やかな酸味があります。
そして、いよいよ甘いものが大好きな方にはお楽しみのデザート(*^▽^*)!

デザートの名前は、100%ヴァニーユ!!
大柄の男性ベテランフライトアテンダントさんが搭乗時に、デザートの「100%ヴァニーユはアメイジングだよ!!」とリアクションを大にして教えてくれたので、これにしました。
シェフパティシエが監修したこのスイーツ、本当に凝って時間をかけて作られたことが分かります。

サクサク、とろり、パキパキと、ヴァニラの様々な触感の層が姿を現します。
バニラの香りもとても良く、100%ヴァニラのその名のとおり、バニラの頂点を極めたようなスイーツにこれまた感動!!
最近、バニラスイーツ専門店などが国内でも誕生してますが、全く比になりません。
いつかこのパティシエの他のスイーツも食べて見たいと思いました!!

そして、デザートのアイスクリーム3種が、超絶品でした!!
フレーバーはラズベリー、チョコレート、バニラという王道の構成ですが、
ひとくち食べた瞬間、その口どけのなめらかさと香りの立ち方から、
「これは間違いなく高級店で出されるアイスクリーム!!」と実感できました(*^^*)
ラプルミエールのアイスクリームは、地上ラウンジも機内でも味わえるのですが、絶品ですので、ぜひ食べて欲しいと思います(*^^*)!

食後には紅茶を頂きました。
カップとソーサーもすべてラプルミエールオリジナル。
ピエールエルメとのコラボチョコレートももう一つ付いてきました!
ピエールエルメのファンなのでとっても嬉しかったです(*^▽^*)!
機内食 朝食
着陸前には朝食をいただきました!

フレッシュオレンジジュース
パンとヴィエノワズワリー

朝食に出されるブリオッシュが人気のようで、頂きましたがフワフワあたたかく美味しかったです。
中央席に座っていたお金持ちそうなご高齢のご夫婦は、なんと夕食は頂かず、こちらのブリオッシュとドリンクのみを飲んでいました!ご夫婦の分まで出来ることならば私が食べたかったです(笑)

フルーツ:パイナップル、リンゴ、ルバーブのコンポート、リンゴのバターソテー

メインディッシュは、2種類から選べたのですが、夕食で満腹だったので、軽くいただけるクレープを選びました!
りんごのルバーブとコンポートのクレープ
さきほどのフルーツを乗せて、フルーツたっぷりのりんごとカスタードのクレープにして頂きました!
最後の最後まで、美味しすぎる料理やデザートの数々に、感動の連続でした(*^▽^*)!!
羽田空港到着時にも特別対応!?
ついに羽田空港に到着!
約13時間のフライトでしたが、楽しすぎて本当にあっという間でした(*^^*)
フライトアテンダントの皆さんに感謝の気持ちを伝え、機内を降りてすぐ目に入ったのは、私の名前が書かれたボードを持つ日本人女性の姿!
思わず驚いて話を伺うと、ファーストクラスや特別な乗客をエスコートする専用スタッフとのことでした。
しかも、このような対応は主にエールフランスのファーストクラス「La Première」の乗客向けとのこと。
他社のファーストクラスで羽田に到着した際には経験がなかったため、
ラ・プルミエールのスタッフが事前に羽田空港と連携し、到着時の手配まで整えてくれていたのだと分かりました。
荷物はカートで運んでくださり、入国審査から到着ロビーまで、
常に一緒に付き添いながら、できるだけスムーズに進めるようエスコートしてくれました!
その女性スタッフの方はとても優しく、フレンドリーで、旅行や飛行機の話で自然と会話も弾み、移動時間さえ楽しいひとときになりました。
途中、無線で他のスタッフと連絡を取ってくださっており、
預けたスーツケースや荷物はすでになんと別のスタッフがピックアップ済み!
待つことなく、すぐに手元へ運ばれてきました。
さらにタクシー乗り場では、また別のスタッフが待機しており、
タクシーの手配から荷物の積み込みまでサポート。
まさかの3人体制による特別なエスコートに、ただただ驚くばかりでした。
シャルル・ド・ゴール空港へ向かう前のスペインのマラガ空港だけでなく、
到着地である羽田空港に至るまで、途切れることのない特別な対応!!
ラプルミエールのホスピタリティは、フライトの前後まで含めて完成する体験なのだと、改めて実感しました!!
エールフランス航空ファーストクラス「ラプルミエール」は、中東航空会社やSQなどと比べると機材やラウンジの派手さはないものの、ラウンジや機内の料理やスイーツ、そしてホスピタリティにおいては、間違いなく世界一のファーストクラスと実感しました!
JAL、エミレーツ、エティハド、シンガポール、ANAなど、どの航空会社のファーストクラスも機材やラウンジともにそれぞれ明確に個性があり、比べてみると本当に面白いですね!これからもいろいろな航空会社の飛行機に搭乗してみたいと思います(≧▽≦)!
長い記事になりましたが、最後までご覧いただきましてどうもありがとうございました!!
他にも飛行機関連の記事をたくさん書いておりますのぜひ覧下さいね(*^^*)!
【エールフランス航空】ファーストクラスラウンジ!ラ・プルミエールラウンジが凄かった!!シャルルドゴール空港。アランデュカス監修のメニュー(朝食、夕食)、シャワー、仮眠室、シスレーのスパなど。利用条件とは!?
【エールフランス航空ビジネスクラス】搭乗記(*^▽^*)!東京ーパリ!座席、フランスらしい機内食、昼食と朝食、アメニティ、ギャレーのスナックも紹介!B777、JALマイルの特典航空券で搭乗!
完璧すぎる座席!【JAL 新型ファーストクラス搭乗記】A350-1000!JALマイルで搭乗。ドア付き座席、機内食、メニュー、アメニティ、路線。NYから羽田まで。ファーストクラスを比較!
【エティハド航空ファーストクラス】エティハドアパートメント搭乗記!A380!機内食、座席、アメニティ、マイル、エティハドレジデンスとは?
2023年最新!シンガポール航空ファーストクラス専用ラウンジ「ザ・プライベートルーム」に潜入!!食事、飲み物、個室(仮眠室)など!
最新!【シンガポール航空 スイートクラス】SQスイート搭乗記!ダブルベッドにもなる凄すぎるファーストクラスとは!?機内食、アメニティ、座席、ベッドなど紹介!マイルで搭乗!
超凄い!!【エミレーツ 新型ファーストクラス】B777 ゲームチェンジャー搭乗記!機内食、座席、アメニティ、飲み物、JALマイルで搭乗!
