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【簡単やさしく解説!病院でもらった検査値(血液検査)の読み方!】



 

病院や健康診断でもらった血液検査のデータ、みなさんはチェックしていますか?

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 医師から採血結果の解説があったものの、忘れてしまった。

 採血したのに印刷してもらうのを忘れた、などありませんか?

 

 

今回は、病院や健康診断でもらった血液検査の簡単な読み方を解説致します!今後、血液検査をした際の参考にして下さいね! 

WBC(白血球数)

医療者の中ではWBCを「ワイセ」と呼びます。

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WBCが上昇している場合、まず「感染症」がないか考えます!

(ただし、のど風邪のようなウィルス感染症では上昇しない場合や、むしろ下がる場合もあります。)

その他、体の中や皮膚に「炎症」があったり、「喫煙」や「妊娠」などでも上昇します。

※生理的に元々WBCが高い場合には問題ありません。

※もちろん上記以外も白血病やステロイド内服などWBC上昇の原因は多岐に渡ります。

 

WBCを調べる時には、「白血球分画」といって、WBCの中で「好中球」「好酸球」「リンパ球」などが、どの程度の割合で増えているかチェックします。

・細菌感染症であれば「好中球」の割合が上昇

・アレルギー疾患や薬疹などであれば「好酸球」上昇

・ウィルス感染症であれば「リンパ球」上昇などと判断します。

 

CRP

そのまま、シーアールピィーと読みます。

 

「感染や炎症」を反映します!

そのため、上昇している場合には上記のWBCと合わせて判断する必要があります。

感染症であれば、WBCが先に上昇し、遅れてCRPが上昇して来ます。(ほぼ同時に上昇することも多いですが)

例えば、肺炎や扁桃炎、皮膚科でいうと蜂窩織炎や丹毒、 炎症性アテロームなどでWBCと共に上昇します。

 

風邪や感染症もないのにCRPが高い場合には、体のどこかに「炎症」がないか考えます。

関節炎、肝炎、膠原病などなど様々なもので上昇します。アトピー性皮膚炎や乾癬など、皮膚炎が悪化している場合にも上昇します。

 

Hb(ヘモグロビン、ハーベー)

医療者の中では、ハーベーと読みます。

 

貧血の数値です!

Hbが高ければ多血、低ければ貧血です。

 

採血していると、意外と多血や貧血の方は多いです。

Hbが低い貧血の場合で、MCV,MCH,MCHCという数値も低い場合には、

「鉄欠乏性貧血」で、「鉄分不足、胃潰瘍からの出血、痔」などを考えます。

 

 AST(GOT)、ALT(GPT)

そのまま、エーエスティー、エーエルティーと読みます。

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肝臓の数値です!

AST,ALTが上昇しているときには、飲酒、脂肪肝、ウィルス感染症、肝炎、薬剤性肝障害などを考えます。

日常的には、上昇している原因として飲酒や脂肪肝、ウィルス感染症が一番多い気がします。

風邪(ウィルス感染)を引いたあとで、一時的に上昇することはよく見られます!

 

飲酒で高い場合には「γ-GTP(ガンマ ジーティーピィー)」も上昇します。

 

Cr (クレアチニン)

クレアチニンと読みます。

 

腎臓の数値です!

 

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Crが高い場合(腎機能低下)には、抗生物質などの薬の量を調節(減量)しないといけない場合もあるので、とても大切な数値になってきます!

数値が高い場合には、薬を処方してもらう際には医師に必ず伝えましょう。

加齢とともに、生理的に少しずつ数値は上がっていきます。

 

 

T.Chol 、LDL-Chol、HDL-Chol

トータルコレステロール、エルディーエル、エイチディーエルと読みます。

 

コレステロールの値です!

こちらも採血していると割と高い方は多いです。

LDLコレステロール:悪玉

HDLコレステロール:善玉です。

運動不足で脂肪分が多いものばかり食べていると、

LDL(悪玉)が上がり、HDL(善玉)が下がります。

ちなみに、上記の値は採血直前の食べ物には影響をうけません。

 

TG

トリグリセリドと読みます。

 

高脂血症の値です!

採血前に飲食すると、数値がかなり上昇します。

そのため、飲食したあとなど1回だけ高い場合にはあまり問題ありません。

 

HbA1c、BS

ヘモグロビンエーワンシー、ビーエス

 

糖尿病の数値と血糖値です!

 

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HbA1cは直前の1~2ヵ月の血糖値を反映しますが、

BS(血糖値)は採血前に飲食すると上昇してしまいます。

 

 HbA1cが正常範囲内でも、毎年徐々に上がってきている方は、まずは、食事の見直しと運動を頑張りましょう!

 

体調不良で病院を受診する際には、(特に異常な数値がある場合には)採血検査のデータのコピーを持っていくと良いですよ! 

また、採血した場合には、今後採血した際の比較になりますので、ぜひ忘れずに医師に印刷してもらいましょう!数値に異常値があった際にはその場で医師に相談して下さいね!